2015年2月17日火曜日

朝倉市秋月


今回は知人にお願いして秋月へ連れて行って貰いました。

桂川下秋月線(県道66号)を走っていると隧道が見えてきました。
しかも私の好む中に明かりがない真っ暗な隧道…


煉瓦造りでは無いけれど、こういう隧道も心をくすぐられます。


判りにくいかと思われますが…隧道の名前が右書きで「道隧月秋」と書いてあるのも、また美味しいです。


隧道の左側に何時頃、誰が作ったか書いてありましたが随分と文字が磨り減り読みにくかったです。昭和六年設工…かな?後は土木関係代表者名みたいです。

少し辺りを散策させて頂いた所、長崎街道へ続く道がありました。
詳しくはWikipediaにあるようなので検索して頂けると幸いです。


その長崎街道へ続く道の横にこんな看板がありました。

「秋月街道 涙坂
江戸時代秋月藩参勤交代この
秋月街道白坂越を最も利用
していた。
この位置は涙坂といい秋月城下を
見る最後の場所で江戸参勤に向かう
主人をここまで家族が見送り三年
間の別れを惜しんで涙を流したことから
「涙坂」と呼ばれるようになったという
この一帯に石畳・石垣・水路等がよ
く旧状をとどめ当時の秋月街道の
様子を偲ぶ事ができます。
平成九年六月達之」

看板をそのままに書いたので変な所で改行を付けています(こちらも文字が磨り減り読み辛かったので間違えがあるかもしれませんが…)。

秋月街道、隧道を後にし秋月城址へやってきました。


暫く来ない間に発掘調査をされているようで、この場所に何か他の建築物が出来るようです。

秋月城址へ来る度にこの場所が凄く気になります。


石積みが綺麗で川もあり好きな風景のひとつです。

登ってみました。


桜の枝が目前にきて少しばかり驚きましたが…水路が良く見渡せました。
足元には瓦が何枚も滑り止めの様に埋められていて注意していないと、つまづきそうでした。

「懸社 垂裕神社」は中へ入らず入り口だけを…


水路と石段、門に空…目に見えた素敵な風景がこの写真で少しでも伝われば幸いです。

こちらは城址へ向かう道中にある橋のひとつです。川へ降りて橋を撮ってみました。


逆光な上にゴーストが入ってしまいましたが…川の奥も綺麗な石積みがありまして、夏だったら川へ入って見に行くのにな…など思いました。

観光地を観光シーズンから外れた時期に訪れると、ゆったり散策が出来て観光シーズンでは見えない風景も見えてくるので、この秋月散策も有意義で楽しい時間を過ごす事が出来ました。

この場所は紅葉で有名な観光地ですが、桜の木も沢山あったので春もきっと綺麗だと思います。夏は川があちらこちらにあるので涼を求めても良い場所だと思います。

再訪し改めて秋月が好きになりました。

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