2015年7月16日木曜日

大分県に来た(1)SL29612


このBlogでは、そろそろお馴染みになりつつある某氏に大分県へ連れて行って頂きました。
書きたい事が多い為、何回かに分けて記事を書かせて頂こうと思います。少しでも目に留まる内容があれば幸いです。

「大分県に来た」初回は豊後森です。

ここへ来る切っ掛けとなったのは福岡県糟屋郡志免町の中の坪公園にあったSL機関車でした。
このSL機関車を見に中の坪公園へ訪れると…あった筈のSLがない⁉︎調べたところ「大分県の玖珠町に譲渡する(志免町ホームページ参考)」とあったので移設されるのを待っておりましたら…この豊後森機関庫へ移設されておりました。


そうして訪れたこの豊後森。
入口にある周辺案内図と共に扇型機関庫とSL。綺麗に写っていませんが、SLの後ろには転車台があります。

機関庫と転車台を簡単に説明すると、機関庫は機関車を入れる車庫、転車台は車両の方向を変える機械の事です…

一度SLは置いておきまして転車台と扇型機関庫の写真を…と、思ったのですが転車台が分かり辛いですね、この写真…スミマセン…


転車台はまた別に撮ったので、先にSLと扇型機関庫にしましょう。


後々、写真を見返していて思ったのですが…線路が続いていない事に違和感を覚えました…線路が切れる手前で撮れば良かったですね…難しい…


線路の切れているところが見えなければ、塗装もプレートも綺麗にしてもらえているので走り出しそうな気がする写真に…なりませんかね…なりませんね…
とても綺麗になっていたので、背後にある錆だらけの転車台や廃墟同然な姿となっている扇型機関庫との差…SLがとても浮いて見えました。
イベント開催時にはSLの内部も見学が出来るそうです。

今度こそ転車台と機関庫を…


こちらの写真は転車台だけで…
逆光が酷かった為、不本意ながら少し弄りました…何かしら違和感があればその所為かと思われます。


転車台の下に水が溜まっていました。


土蛙や雨蛙、トンボにコウロギにバッタ…転車台の周りには最近は余り見掛けなくなってきた生き物が多く生存していましたよ。


溜まっていた水の中にも多くの生物がいまして、魚のような生き物が…と、思っていましたら…トカゲ…?え、水中にトカゲ…⁉︎
某氏に聞いてみますと「イモリじゃないかな?捕まえてみないと判らないけど」と、教えてくださいました。

そんな物知り某氏から「このSLの番号って大町のSLと似てない?」(以前、記事にしました佐賀県杵島郡大町にあるSLの番号)と言われまして。大町にあったSLは29611でした。ここにあるSLは29612…似てると言うか次の番号ですね。気になるので検索をしてみたところ…

「この29612号機は1919(大正8)年に製造され1974(昭和49)年に引退、その翌年に志免町へ寄贈されました。
同機が走っていたのは長崎本線や唐津線で勝田線ではありませんが、戦後の志免炭鉱は国鉄直営でSLに石炭を供給していたので、広い意味では関係があるといえます(志免町ホームページ参考)。」

と、ありました。
…この豊後森にあるSL29612と大町にあるSL29611は交換した方が良いのでは…それはさて置き、29611と29612は製造元が汽車製造株式会社なようです(Wikipedia参考)。
それ以外の共通点を私には見付ける事が出来ませんでした…

けれど知識がなくともSLとは心が擽られるモノですね。解体される予定だったSLが、あるべき場所(扇型機関庫、転車台)の前にくる事が出来たのだと思うと…少し安心しました。



長くなってしまいました…ここまでお付き合い下さり有難うございます。
次回は豊後森から離れて「大分県に来た」を書こうと思います。

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