2015年1月7日水曜日

陶郷中尾山


年始の散策旅、最終日には波佐見焼きで有名な?中尾郷へ行って参りました。

過去に何度か車で来た事があったのですが、のんびり此処を歩いて廻るのは初めてで、今回の散策は何時も以上に楽しみにしていました。

中尾郷は橋があちらこちらにあり、その橋には陶器のタイルが埋め込まれて、橋をひとつ渡るだけでも凄く楽しいのですよ。



それぞれに違う模様や絵柄のタイルをひとつひとつ堪能しながら橋を渡っていました。
メインの通りになる橋には大きな壺まであって…存在感が凄いんですよ、この壺。もう少し下った所にはまた違う壺がありましたが…存在感的にこっちを撮ってみました。ですが、どちらも見応えのある壺ですよ。


脇道に入ったら、僕の好きな墓地があったので一枚。


綺麗にされた墓石の裏で、恐らく長い間、ご先祖様達を示していたであろう墓石達は今の新しい墓石達を支える為の石になっている、この姿を見ると何故かとても悲しくなってしまいます。
何百年もずっとあったものが、こういう形でも残るなら良しと言う人もいるかもしれませんが…僕は哀愁を感じてしまうのです。

それはさて置き…煉瓦!です。
陶器の村となると、昔の窯は煉瓦造りの物が多いので、その跡が彼方此方にあるわけなんですよ。


古い煉瓦が好きな僕としては、この集落は本当に萌えですっ!


此処に連れて来てくれた方が、お勧めしてくれた場所で、中尾郷の殆どが見渡せる場所なんですが…僕のカメラテクがないので、こんな感じになってしまったのが残念です。


この煙突がある場所の殆どが廃屋なのですが、それすら魅力に感じる場所なのですよ。煙突に枝が生えていますし…それが自然に溶け込んで、この中尾郷を作っているのかなぁ…なんて思ったりしていました。
無論、ちゃんと営業している綺麗なのお店もありましたが、時期だけに閉まっていたのが残念です。陶器の食器などは好きなので、お店が開いていたら新調しようと思っていたのですけどね…


別行動をしていた知人と合流する為に、集合場所へと向かっている途中、ふと視線を上に上げると鳥居が…
知人に悪いな…と思いながら立ち寄って来ました。

「陶山三神社」



狭いのですが、近くに煙突があり、鳥居がありで…光の具合で綺麗に撮れなかったので鳥居の写真はないですが…
とても静かで素敵な神社でした。


ただ、坂も階段もキツイ…
踏み外したら転げ落ちてしまいそうな幅の狭い急な階段なので、もし訪れる方がいらっしゃるなら坂道の方をお勧めいたします。


中尾郷は水の音と鳥の囀りしか聞こえないくらいに静かで良い場所でした。
次に訪れる時はもっとゆっくり、もっと堪能したくなるような…兎に角、また来たいと思う場所でした。

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